講義アイコン伊福部 達

サウンドデザイン

人を助ける音の福祉デザインとは?

伊福部 達 IFUKUBE Tohru

東京大学先端科学技術研究センター・研究顧問、東京大学名誉教授、北海道大学名誉教授。約50年にわたり感覚やコミュニケーション機能が衰えたり失ったりした障害者や高齢者を技術で助ける「福祉工学」という分野を開拓してきた。この福祉工学では、九官鳥、コウモリ、腹話術、気配などのナゾ解きの科学をベースとして支援機器を開発し、同時にそれらをバーチャルリアリティやロボットなどの先端技術に応用するというアプローチをとってきた。また、映画「ゴジラ」の作曲者として知られる叔父の交響曲を参考にして、「緊急地震速報チャイム」を作成している。講演では、今までの経験から人を助ける音のデザインの考え方を話す。

SCREEN LAB.

オンラインホワイトボードアプリのmiroを使ったSCREEN LAB.をオープンさせました。こちらは放課後も続く議論の場のようなものです。講義で示されたテーマ、問い、関連領域について気楽に意見交換することで、考察を深め、TDU学生のみなさんとともに新たな研究領域を切り開くことを期待しています。随時更新されますので、何度でもお立ち寄りください。