つくり方そのものをつくるとは?
栗林 和明 KURIBAYASHI Kazuaki
CHOCOLATE Inc. CCO / プランナー。映像企画を中心として、空間演出、商品開発、統合コミュニケーション設計を担う。JAAAクリエイターオブザイヤー最年少メダリスト。カンヌライオンズ、スパイクスアジア、メディア芸術祭、ACCなど、国内外のアワードで、60以上の受賞。米誌Ad Age「40 under 40(世界で活躍する40歳以下の40人)」選出。
見たことのない楽しみなものをつくりだすために、つくりかたのデザイン=目的設計を意識し、HOWに時間をかけて映像企画を中心とした仕事をしている。「Step1: 今のつくりかたを分解する→とにかく細かく分解する」「Step2: すべて疑ってみる→そのあと信じきる」「Step3: 何か一つ極端に変える→仮説を持ってどこを変えるべきか精度を上げる」という段階を踏むことで、つくりかた自体を新しく考え、「反射でつくる」「制限してつくる」「失敗前提でつくる」「(分野を)超越してつくる」といったことを実践してきた。ただし、新しいものが面白い、価値のあるものとは限らないことは肝に銘じておくべきである。
オンラインホワイトボードアプリのmiroを使ったSCREEN LAB.をオープンさせました。こちらは放課後も続く議論の場のようなものです。講義で示されたテーマ、問い、関連領域について気楽に意見交換することで、考察を深め、TDU学生のみなさんとともに新たな研究領域を切り開くことを期待しています。随時更新されますので、何度でもお立ち寄りください。