愛される会社のデザインとは?
石川 俊祐 ISHIKAWA Shunsuke
KESIKI INC. Partner, Design innovation/多摩美術大学TCL 特任准教授・プログラムディレクター。 ロンドン芸術大学 Central St. Martins卒。Panasonic Design Company、PDD Innovations UKを経て、 IDEO Tokyo のデザインディレクターとして立ち上げに従事。その後、BCG Digital Ventures Head of Design を経て、現職。 数多くのイノベーションプロジェクトに携わる。 D&AD やグッ ドデザイン賞、全国各地のデザインセレクションなどの審査委員を歴任。近著として 『HELLO, DESIGN 日本人とデザイン』(幻冬舎)など。Forbes JAPAN世界で影響力のあるデザイナー39名に選出。「TCL-多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム」プログラムディレクター / 特任准教授。
「どのようにすれば、多くの人々がより主体的に思いやりと創造力を発揮できる環境を提供することで、多様な豊かさと生き方に溢れる社会を実現できるのだろう?」という問いをたて、解決するためのひとつのアプローチとして愛される会社をデザインすることに。
「顧客やパートナーに愛される=経済性」「地球に愛される=社会性」「社員に愛される=文化性」という3要素のなかでも文化性に着目し、商品をつくる前提となる会社のカルチャーが、どういった目的意識や存在意義を大事にしているのか、それに至る意思決定がどうデザインされているかが重要であるとした。デザインのメソッドや機能を組織づくりに生かすKESIKIの考え方や実践例が示された。
オンラインホワイトボードアプリのmiroを使ったSCREEN LAB.をオープンさせました。こちらは放課後も続く議論の場のようなものです。講義で示されたテーマ、問い、関連領域について気楽に意見交換することで、考察を深め、TDU学生のみなさんとともに新たな研究領域を切り開くことを期待しています。随時更新されますので、何度でもお立ち寄りください。